かむろ坂さくらまつり中止のお知らせ  ~からのネット花見

今年のかむろ坂さくらまつりは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりました。
かむろ坂さくらまつりを楽しみにしていた皆さんには本当に申し訳ございません。
また、協賛や出店、協力、出演をしようと思ってくれていた方々にも本当に申し訳ありません。

今年は小池百合子都知事の自粛要請が出たこともあり、かむろ坂さくらまつりだけではなく外出そのものがしにくい状況です。

そこで!家で雰囲気だけでもお花見気分を楽しめるように、早朝の人がいない時間帯にかむろ坂の桜並木を撮影してきました!
※外出自粛要請前の金曜日昼間に撮影した画像も入ってます!

かむろ坂さくらまつりに来たことが無い方にも向けて、東急目黒線の不動前駅からスタートしたいと思います!
不動前駅

1日当たりの乗降客数が3万人を超える不動前駅ですが、さすがに早朝は人が少ないですね。

商店街を通ってかむろ坂へ向かいます。さすがにお店が開いてません。
不動前商店街

地域の小学校である第四日野小学校の商店街側の門にも桜の木があります。5分咲きくらいでしょうか。
四日野の桜

隣にある郵便局には、かむろ坂さくらまつり中止のお知らせを貼っていただいております。

さらに進んでかむろ坂に到着。
交差点から見る坂の上下それぞれに桜並木が続いていて、とてもきれいです。

坂をズンズンと登っていきます。
第四日野小学校の正門を越えてさらに歩いていくと、綺麗な桜並木が気持ちいい。

ソメイヨシノの枝ではなく幹から花が咲いているのは古木の証拠。ずいぶん長い間、地域の人々の春を彩ってくれています。

小学校を越えると、昨年リニューアルした「かむろ坂公園」にたどり着きます。
かむろ坂公園

かむろ坂公園には、旧来のかむろ坂公園から引き継いだ「禿(かむろ)」の像と、かむろ坂の由来が記されています。

ここで少し悲しい気持ちになってから、気持ちを新たにさらに坂上へ向かいましょう。
ここから先にある桜のトンネルはとてもきれいで、多くの人が写真を撮ります。
※危ないので車道に出ての写真撮影は絶対にしないようにしましょう!

じっくり歩いていくと桐ケ谷通りに到着。

ここまでが本来のかむろ坂さくら祭りの会場です。

せっかくなので「不動前」という名前の由来にもなっている目黒不動尊へ向かいましょう。桐ケ谷通りを右折してまっすぐ行けばすぐに着きます。

立派な山門の脇にも桜が咲いています。
目黒不動尊山門 表山門の脇には目黒不動尊に関する説明看板もあります。

両脇の仁王像を通り抜けると右手に手水処があるので手を清めましょう。

手水場 不動前

参拝をするには正面の男坂から登っていきます。
参道階段
階段を登り切った先にある鳥居をくぐると、目黒不動尊の本殿がそびえ建っています。美しいですね!


本殿を上る途中にある5色の旗は、江戸五色不動を表しているものでしょうか。
江戸五色不動の旗
山手線の駅には目黒と目白がありますが、実はそのほかにも目赤、目青、目黄といった不動尊が23区内にあります。興味のある方はそれぞれ参拝に回ってみても面白いかもしれませんね。

不動明王は「ゆるぎなき守護神」という意味合いを持っていて、厄難除災の仏様と言われています。きっと新型コロナウイルスからの災厄からも人々を守ってくれるはずです。

早朝だったため門は開いていませんでしたが、門の外から不動明王に新型コロナウイルスの終息を祈りました。皆さんも、よかったら画面越しにそれぞれの祈りをささげてください。

さて、参拝後は緩やかな女坂から下ります。

山門の裏手にも桜が咲き誇っています。

山門を出てすぐ右手には、七福神の祠のある池と、歌舞伎の題材にもなった白井権八と小紫の悲恋の碑があります。この二人の悲恋が、かむろ坂の由来の始まりです。

そのまま坂を上り、有名なうなぎ屋さんである「にしむら」さんを左折して歩くと、これまた右手に蛸薬師があります。

門から見える風景が美しい。

そこから少し歩いて、またかむろ坂へ戻ってきました。
オーゼキ前
今年は開催予定日だった29日はあいにくの天気になりそうです。
しかも新型コロナウイルス感染拡大ということで外出自粛要請もかかっています。

買占めや新型コロナウイルスに関する嫌なニュースを聞くことで気持ちが滅入ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、人類は一度も感染症によって滅びていません!
この感染症だっていつかは終息するし、安心して過ごせる社会もきっと戻ってきます。

今年は皆さんに喜んでもらえるイベントにできませんでしたが、それでも来年、この桜の下で会いましょう(^^♪

※追加資料 かむろ坂の上の方にある桜並木(しばらく前に撮影しました)

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