東日本大震災から15年 ― かむろ坂さくらまつりが始まった理由
2026年3月11日で、東日本大震災から15年になります。
あの日、不動前では大きな被害はありませんでした。
それでもコンビニやスーパーから食べ物が消え、余震が続き、街には不安な空気が広がっていたことを覚えています。
そんな中で支えになったのは、近くに住む友人たちとのつながりでした。
震災から数年後、友人とこんな話をしました。
「もしまた災害が起きたとき、近くに住んでいる人同士が顔見知りだったら、きっと助け合えるよね」
地域の人同士が、自然に出会える場所をつくれないだろうか。
そう考えていたとき、多くの人でにぎわう中目黒桜まつりのニュースを目にしました。
「不動前にも、中目黒に負けない桜並木がある。桜をきっかけに、人が集まる場所をつくれないだろうか。」
そうして友人たちと始めたのが、かむろ坂さくらまつりです。
最初は、何の実績もない小さな挑戦でした。
それでも地域のお店や企業、そして個人の方々が応援してくださいました。
桜並木の下に地域のお店が並び、協賛という形でテントやテーブルなどの準備も支えていただきました。
桜を見に来た人が、地域のお店を知る。
ステージで活動する人を知る。
たまたま隣にいた人と会話する。
そんな小さな出会いが、少しずつ地域のつながりをつくっていく。
もしものときに助け合える街は、きっとこうした日常の交流から生まれるのではないかと思っています。
まだまだ発展途中のお祭りですが、今年もこの場所で、新しいつながりが生まれたら嬉しいです。
もし当日、かむろ坂さくらまつりに来てくださったら、ぜひ周りの人と少しだけ話してみてください。
その何気ない一言が、この街を少し温かくしてくれるかもしれません。
かむろ坂さくらまつりまで、あと19日。
今年もたくさんの方に喜んでもらえたら嬉しいです。
